ブログの記事タイトルは決まった。
書きたいテーマも、なんとなく頭の中にある。
それなのに、いざ本文を書こうとすると、最初の一文が出てこないことがありますよね。
僕も、タイトルを入力したまま画面の前で止まってしまうことがあります。
「最初に何を書けばいいんだろう」
「いきなり説明から入って大丈夫かな」
「書き始めても、途中で話がずれそうだな」
そんなことを考えているうちに、時間だけが過ぎてしまいます。
でも、本文が書き出せないのは、文章力がないからとは限りません。
タイトルと本文の間にある作業を、少し飛ばしてしまっているだけかもしれません。
この記事では、タイトルから本文へスムーズにつなげるための3つのステップを紹介します。
難しい文章術ではありません。
タイトルが決まったあとに、順番に整理していくだけです。
最初の一文で止まりやすい方は、一緒に進めてみましょう。
タイトルが決まっても本文を書けないのは普通です
タイトルが決まったら、そのまま本文を書き始められそうに思えますよね。
ところが、実際にはタイトルと本文の間には、少し距離があります。
タイトルは、記事全体を短い言葉で表したものです。
一方で本文では、
- 誰に向けて書くのか
- どんな悩みを解決するのか
- 何をどの順番で伝えるのか
- 最後にどうなってほしいのか
といったことまで考える必要があります。
タイトルだけを見ながら、いきなり完成した文章を書こうとすると、手が止まりやすくなります。
これは、料理名だけを見て、材料や手順を考えずに作り始めるようなものです。
最初に少しだけ準備をしておくと、本文はずっと書きやすくなります。
今回紹介するのは、次の3ステップです。
- タイトルを読者の悩みに言い換える
- 読者が知りたいことを3つ書き出す
- 記事で一番伝えたいことを一文にする
それでは、順番に見ていきましょう。
ステップ1:タイトルを読者の悩みに言い換える
最初に行うのは、タイトルを読者の悩みに言い換えることです。
記事タイトルにはテーマが書かれていますが、読者が置かれている状況までは細かく書かれていません。
そこで、
「このタイトルで検索する人は、何に困っているのだろう」
と考えてみます。
たとえば、記事タイトルが次のようなものだったとします。
ブログ初心者が記事を書き続けるコツ
このタイトルを、そのまま見ているだけでは、どこから書けばいいのか迷うかもしれません。
そこで、読者の悩みに言い換えます。
ブログを始めたけれど、記事を書く手が止まり、続けられなくなっている
ここまで具体的にすると、書く内容が少し見えてきますよね。
読者は、ブログを続けることの大切さだけを知りたいわけではありません。
なぜ書けないのか、どうすれば再び書けるのかを知りたいのだと考えられます。
タイトルを読者の悩みに言い換えるときは、次のように考えてみてください。
- 読者は今、どんな状態なのか
- 何が分からなくて困っているのか
- 何ができるようになりたいのか
すべてを細かく決める必要はありません。
まずは一文だけで大丈夫です。
たとえば、
タイトル:ブログ運営1ヶ月で成果が出ないのは普通?
であれば、
読者の悩み:ブログを始めて1ヶ月たったのに、アクセスが増えず不安になっている
と考えられます。
タイトル:ブログ初心者のSEO対策
であれば、
読者の悩み:SEOという言葉は聞いたことがあるけれど、何から始めればいいのか分からない
と置き換えられます。
この一文ができると、記事の方向がぶれにくくなります。
本文を書いている途中で迷ったときも、
「この記事は、誰のどんな悩みを解決する記事だったかな」
と戻って確認できます。

ステップ2:読者が知りたいことを3つ書き出す
読者の悩みが決まったら、次はその人が知りたいことを書き出します。
ここでは、いきなり見出しをきれいに作ろうとしなくても大丈夫です。
思いついたことを、短い言葉で箇条書きにしてみましょう。
先ほどの例を使います。
タイトル:ブログ初心者が記事を書き続けるコツ
読者の悩み:ブログを始めたけれど、記事を書く手が止まり、続けられなくなっている
この読者が知りたいことを考えると、次のような内容が出てきます。
- なぜ記事を書く手が止まるのか
- どうすれば書き始められるのか
- 書き続けるために何を意識すればいいのか
この3つが、そのまま記事の大きな骨組みになります。
たとえば、見出しに直すなら、
- ブログ初心者が記事を書けなくなる理由
- 手が止まったときに試したい書き始め方
- 無理なく記事を書き続けるためのコツ
という形にできます。
最初から完璧な見出しを作る必要はありません。
まずは、読者が知りたいことを並べるだけで十分です。
3つに絞ると記事の形が見えやすくなる
知りたいことを考えていると、いろいろな内容が浮かんでくるかもしれません。
原因、対策、具体例、注意点、便利な道具、失敗例、まとめ方など、書けそうなことはたくさんあります。
ただ、最初から全部を入れようとすると、今度は記事の内容がまとまらなくなります。
初心者のうちは、まず3つ程度に絞ると進めやすいです。
たとえば、
- 原因
- 解決方法
- 続けるためのコツ
この形は、多くの記事で使えます。
別のテーマでも考えてみましょう。
タイトル:ブログを始めて1ヶ月で確認したいこと
この場合は、
- 1ヶ月で成果が出なくても焦らなくてよい理由
- 現在の記事数や作業内容の確認
- 2ヶ月目に取り組みたいこと
という流れが作れます。
タイトル:副業ブログが続かない理由
であれば、
- 副業ブログが続かなくなる原因
- 書く前にキーワードを決める方法
- 無理なく続けられる作業量の考え方
と整理できます。
この段階まで来ると、タイトルだけだった記事に骨組みができてきます。
本文を書く前に、見出しの下へ簡単なメモを置いておくのもおすすめです。
たとえば、
ブログ初心者が記事を書けなくなる理由
- 完璧に書こうとしている
- 書く内容を決めずに始めている
- 一度に全部書こうとしている
このように、箇条書きで材料を置いておきます。
文章にするのは、そのあとで構いません。
ステップ3:記事で一番伝えたいことを一文にする
記事の骨組みができたら、最後に一番伝えたいことを一文にします。
ここで大切なのは、立派な導入文を書こうとしないことです。
まずは、この記事を読んだ人に何を持ち帰ってほしいのかを考えます。
今回の記事であれば、一番伝えたいことは次のようになります。
タイトルから本文を書き始めるには、読者の悩みと知りたいことを先に整理すると進めやすくなります。
この一文が、記事の中心です。
あとは、この一文を少しずつ広げていきます。
たとえば、
タイトルは決まったのに、本文が書けずに止まってしまうことがあります。そんなときは、いきなり文章を書こうとせず、読者の悩みと知りたいことを整理してみましょう。記事の方向が見えれば、最初の一文も書きやすくなります。
これだけでも、導入文らしくなってきますよね。
結論の一文から理由を足していく
一番伝えたいことを書いたら、次は理由を足します。
結論
読者の悩みと知りたいことを先に整理すると、本文を書きやすくなります。
理由
誰に何を伝えるのかが決まるため、文章の方向がぶれにくくなるからです。
具体例
「ブログ初心者が記事を書き続けるコツ」というタイトルなら、書けなくなる理由、書き始め方、続ける方法の順番で整理できます。
このように、
- 結論
- 理由
- 具体例
の順番で広げていくと、本文が作りやすくなります。
最初から長い文章を書く必要はありません。
一文を書いたら、その一文について、
「なぜそう言えるのか」
「具体的にはどういうことか」
と考えて、少しずつ足していけば大丈夫です。

導入文は最後に書いても大丈夫です
タイトルの次に導入文を書こうとして、手が止まる方も多いと思います。
ですが、導入文は必ず最初に完成させなくても大丈夫です。
先に見出しを作り、本文をある程度書いてから、最後に導入文へ戻る方法もあります。
本文を書いたあとであれば、
- この記事で何を説明しているのか
- どんな人に読んでほしいのか
- 読むと何が分かるのか
が、はっきりしています。
そのため、導入文も書きやすくなります。
書く順番に決まりはありません。
記事を上から順番に完成させようとすると、最初の部分で止まりやすくなります。
書きやすい見出しから始めて、あとで順番を整えても問題ありません。
僕も、最初から最後まできれいに書けるわけではありません。
途中の見出しから書いたり、先にまとめを書いたりすることもあります。
大切なのは、正しい順番で書くことではなく、記事を少しずつ前へ進めることです。
最初の文章は仮のままで構いません
本文を書き始めるときに、
「この表現でいいのかな」
「もっと分かりやすい言葉があるのでは」
と気になってしまうことがあります。
ですが、最初から完成した文章を書く必要はありません。
たとえば、
ブログが書けないのは、書くことが整理できていないからです。
という一文を書いたとします。
少し言い切りが強いと感じても、その場ですぐに直さなくて大丈夫です。
あとから、
ブログが書けずに手が止まるときは、書く内容がまだ整理できていないのかもしれません。
とやわらかく修正できます。
最初の文章は、下書きです。
言葉の選び方や読みやすさは、あとから整えられます。
書きながら何度も修正すると、なかなか先へ進めません。
まずは記事全体を書き、最後に読み直す方が作業を分けやすくなります。
タイトルから本文へつなげる簡単なテンプレート
ここまでの内容を、簡単なテンプレートにまとめます。
記事を書くときは、タイトルの下に次の項目を置いてみてください。
記事タイトル
この記事で扱うテーマを書く。
読者の悩み
このタイトルで検索する人が、何に困っているのかを一文にする。
読者が知りたいこと
3つ程度、箇条書きにする。
一番伝えたいこと
記事を読んだあとに覚えておいてほしいことを一文にする。
たとえば、次のようになります。
記事タイトル
ブログ初心者が記事を書き続けるコツ
読者の悩み
ブログを始めたけれど、記事を書く手が止まり、続けられなくなっている。
読者が知りたいこと
- 書けなくなる理由
- 書き始める方法
- 書き続けるコツ
一番伝えたいこと
記事を続けるには、最初から完璧を目指さず、書く内容を小さく整理してから始めることが大切です。
ここまで書ければ、本文の土台はほぼできています。
あとは、箇条書きにした内容を見出しへ変え、一つずつ説明していくだけです。
まとめ:タイトルと本文の間に準備を入れてみよう
タイトルが決まっているのに本文が書けないと、
「自分には文章力がないのかもしれない」
と不安になることがあります。
でも、いきなり完成した文章を書こうとすれば、誰でも手が止まりやすくなります。
そんなときは、次の3つを試してみてください。
- タイトルを読者の悩みに言い換える
- 読者が知りたいことを3つ書き出す
- 記事で一番伝えたいことを一文にする
タイトルと本文の間に、この小さな準備を入れるだけで、記事の方向が見えやすくなります。
最初から長い文章を書こうとしなくて大丈夫です。
読者の悩みを一文書く。
知りたいことを3つ並べる。
一番伝えたいことを一文書く。
まずは、そこまで進めてみませんか。
記事を書くための材料が並べば、本文は少しずつ形になっていきます。
最初の一文で止まってしまったときは、文章を考える前に、タイトルを読者の悩みへ言い換えるところから始めてみてください。


