アフィリエイトを始めようと調べていると、必ずといっていいほど出てくるのが「ASP」という言葉です。
「アフィリエイトにはASPへの登録が必要らしい」
ここまでは分かっていても、
「ASPに登録したあとは何をするの?」
「商品を選んだら、すぐ広告を貼れるの?」
「自分のブログでも本当に始められる?」
このあたりで、流れが分からなくなってしまう人もいるのではないでしょうか?
ASPを使ったアフィリエイトの始め方は、それほど複雑ではありません。
大まかには、次のような流れです。
- ブログやサイトを用意する
- ASPに登録する
- 紹介したい広告を探す
- 広告主に提携を申請する
- 記事を書いて広告リンクを貼る
- 読者が商品を購入すると成果が発生する
一つずつ進めていけば、初心者でも始められます。
この記事では、ASPの役割から、登録後に広告を掲載するまでの流れを順番に説明します。
関連記事:アフィリエイトのやり方は準備が大事|初心者が始める前に考えること
ASPとは広告主とブログ運営者をつなぐサービス
ASPとは、「アフィリエイト・サービス・プロバイダ」の略です。
簡単にいうと、商品やサービスを宣伝してもらいたい企業と、その商品をブログなどで紹介したい人をつなぐサービスです。
アフィリエイトには、次の三者が関わります。
- 商品やサービスを販売する広告主
- 広告を管理するASP
- 商品を紹介するブログ運営者
ブログ運営者が、一社ずつ企業を探して広告掲載の交渉をするのは大変です。
そこでASPが間に入り、広告の紹介、成果の計測、報酬の支払いなどをまとめて管理してくれます。
ブログ運営者はASPに登録することで、管理画面に掲載されている広告の中から、自分のブログに合った商品やサービスを探せるようになります。
広告経由で申し込みや購入などの成果条件が達成され、広告主から承認されると報酬が確定します。報酬は広告主から直接ではなく、基本的にASPを通して支払われます。
難しく考える必要はありません。
ASPは、紹介できる商品を探し、広告リンクを作り、成果を確認する場所だと考えると分かりやすいでしょう。

ASPの時点で分からなくなるのは珍しくない
「ASPという言葉を知っているなら、アフィリエイトの始め方も分かっているのでは?」
そう思うかもしれません。
しかし、言葉の意味を知っていることと、実際の使い方が分かることは別です。
ASPについて調べると、
- 成果報酬
- 広告主
- メディア
- プログラム
- 提携申請
- 成果条件
- 承認
- 確定報酬
このような言葉が次々と出てきます。
一度に全部覚えようとすると、何から始めればよいのか分からなくなってしまいます。
最初から仕組みを完璧に理解する必要はありません。
まずはASPに登録して、管理画面を開いてみる。
その中で、自分が知っている商品やサービスを検索してみる。
これだけでも、アフィリエイトの仕組みが少しずつ見えてきます。
調べ続けるだけでは分からなかったことも、実際の画面を見ることで理解しやすくなります。
ASPを使ったアフィリエイトの始め方
ここからは、ASPを使ってアフィリエイトを始める流れを、順番に見ていきましょう。
1.広告を掲載するブログを用意する
まずは、広告を掲載するブログやWebサイトを用意します。
すでにブログを運営している人は、そのブログをASPに登録できます。
まだブログを持っていない場合は、先にブログを作りましょう。
無料ブログでもアフィリエイトが認められている場合はありますが、サービスによって広告掲載の制限や利用規約が異なります。
長く運営するつもりなら、WordPressを使った有料ブログも選択肢になります。
なお、ASPによってはブログだけでなく、対応するSNSアカウントを登録して始めることもできます。利用できる媒体はASPごとに異なるため、登録前に条件を確認しておきましょう。
2.ASPに無料登録する
ブログを用意したら、ASPに登録します。
初心者が登録先として検討しやすい代表的なASPには、次のようなサービスがあります。
- A8.net
- もしもアフィリエイト
A8.netは幅広いジャンルの広告を扱っているため、自分のブログに合う商品やサービスを探しやすいASPです。
もしもアフィリエイトも個人向けのASPで、ブログ初心者が利用しやすいサービスの一つです。
どちらもメディア運営者側の登録・利用は基本的に無料です。
最初から数多くのASPへ登録する必要はありません。
まずは一つか二つ登録して、管理画面の使い方や広告の探し方に慣れていけば十分です。
3.自分のブログに合う広告を探す
ASPへの登録が終わったら、管理画面で広告を探します。
ここで大切なのは、報酬額だけで広告を選ばないことです。
たとえば、ブログの内容が「ブログ初心者向け」であれば、
- レンタルサーバー
- WordPressテーマ
- ブログ関連書籍
- キーワード調査ツール
- パソコン関連サービス
などが候補になります。
ブログと関係のない商品を突然紹介しても、読者はなかなか興味を持ってくれません。
まずは、
「自分の記事を読む人が、次に何を必要とするだろう」
と考えてみましょう。
読者の悩みと商品が自然につながっていれば、無理に売り込まなくても紹介できます。
自分が実際に使っている商品や、内容をよく理解しているサービスから探すのもよい方法です。
関連記事:ブログ収益化で初心者におすすめのジャンルは?無理なく続けやすい選び方
4.広告主へ提携を申請する
紹介したい広告が見つかったら、提携申請を行います。
ASPに登録しただけでは、すべての広告を自由に掲載できるわけではありません。
広告によっては、ブログの内容を広告主が確認してから、提携を承認する場合があります。
一方で、申請後すぐに提携できる広告もあります。
審査がある広告の場合は、
- ブログのテーマが広告と合っているか
- 記事がある程度公開されているか
- 運営者情報が掲載されているか
- 規約に反する内容がないか
などが見られる可能性があります。
審査に通らなかったからといって、ブログそのものを否定されたわけではありません。
記事を増やしたり、ブログの内容を整えたりしてから、再び申請できる広告もあります。
最初は、すぐに提携できる広告から使い方を覚えていくのもよいでしょう。
5.商品を紹介する記事を書く
提携が完了したら、紹介する商品やサービスについて記事を書きます。
ここで、広告を先に決めてから、無理やり記事を書く必要はありません。
読者の悩みを解決する記事を書き、その解決策の一つとして商品を紹介する方が自然です。
たとえば、レンタルサーバーを紹介する場合でも、
「このサーバーがおすすめです」
と書くだけでは、読者は判断できません。
- どのような人に向いているのか
- 実際に使って感じたこと
- 良かったところ
- 気になったところ
- 申し込み前に確認したい点
などを伝えることで、読者が自分に必要なサービスかどうかを判断しやすくなります。
アフィリエイト記事だからといって、褒めることだけを書く必要はありません。
気になる部分も含めて正直に伝えることが、ブログの信頼につながります。
6.広告リンクを記事に貼る
記事ができたら、ASPの管理画面から広告リンクを作ります。
一般的には、提携中の広告を選び、掲載したい広告素材やリンクをコピーして、ブログの記事内に貼り付けます。
広告には、主に次のような形があります。
- テキスト広告
- バナー広告
- 商品画像付きの広告
- ボタン形式のリンク
初心者のうちは、テキストリンクやボタン形式が使いやすいでしょう。
大きなバナーを何枚も並べると、広告ばかりが目立ってしまうことがあります。
記事の流れに合わせて、
「公式サイトで詳しい内容を確認する」
「無料登録はこちらから」
など、リンク先が分かる言葉を使うと自然です。
ただし、広告をクリックさせるために、実際とは異なる説明をしてはいけません。
リンクを貼ったあとには、自分のブログを表示して、
- 広告が正しく表示されているか
- リンク先が合っているか
- スマートフォンでも見づらくないか
を確認しておきましょう。

広告を貼る前に広告表記も確認する
アフィリエイト広告を掲載するときは、広告を利用していることが読者に分かるように表示しておきましょう。
たとえば、サイトや記事の見やすい場所に、
「当サイトではアフィリエイト広告を利用しています」
といった案内を掲載します。
広告であるにもかかわらず、広告ではないように見せる表示は問題になる可能性があります。
日本では2023年10月1日から、広告であることを隠すステルスマーケティングが景品表示法の規制対象になっています。
難しく考えすぎる必要はありませんが、読者に分かりやすく伝えることが大切です。
ASPや広告主ごとに掲載ルールが設けられている場合もあるため、広告を掲載する前に利用規約や注意事項も確認しておきましょう。
関連記事:ブログ運営で知っておきたい法律|初心者にもわかる7つの基本ルール
最初から成果が出なくても広告の貼り方は学べる
ASPへ登録して広告を掲載しても、すぐに成果が発生するとは限りません。
最初のうちは、ブログを訪れる人自体が少ないこともあります。
しかし、広告を貼ってみることで、
- 読者の悩みと商品をどうつなげるか
- どの位置にリンクを置けば分かりやすいか
- どのような説明が必要か
- 自分のブログに合う広告は何か
といったことが少しずつ分かってきます。
登録しただけで終わらせず、まず一つ商品を探し、その商品に関係する記事を確認してみましょう。
すでに公開している記事の中に、自然に紹介できる商品が見つかることもあります。
アフィリエイトは、広告を貼れば自動的に成果が出る仕組みではありません。
読者が困っていることを考え、役立つ情報を伝え、その先に必要な商品やサービスを案内するものです。
この基本を忘れなければ、強引に売り込む必要はありません。
ASPは登録してから少しずつ覚えればいい
ASPという言葉の意味が完全に分かっていなくても、アフィリエイトは始められます。
最初に覚えておきたい流れは、次のとおりです。
- ブログを用意する
- ASPに登録する
- ブログに合う広告を探す
- 広告主と提携する
- 読者に役立つ記事を書く
- 記事の流れに合わせて広告を貼る
この流れが分かれば、あとは実際に管理画面を操作しながら覚えていけます。
すべてを理解してから始めようとすると、なかなか最初の一歩を踏み出せません。
まずは一つASPに登録し、自分のブログで紹介できそうな商品を探してみましょう。
紹介したい商品が見つからなくても問題ありません。
どのような広告があるのかを見るだけでも、これから書く記事やブログの方向性を考えるきっかけになります。
ASPは、知識をすべて身につけてから使うものではありません。
実際に触りながら、少しずつ使い方を覚えていけば大丈夫です。



