新しいことを始めるときって、誰でも「よし!やるぞ!」と胸がワクワクしますよね。
でも、いざスタートしてみると、毎日続けるのって思った以上に難しく感じてしまうことはありませんか?
【今回は、そんなあなたへ届けたいメッセージです】
「こんなに小さなことで意味があるのかな……」 そんなふうに不安になったとき、心をそっと支えてくれる言葉があります。
今回は、昔から伝わる言葉の力を借りながら、無理なく楽しく「続けることの大切さ」について一緒に考えていきましょう!
そもそも「チリツモ」ってどういう意味?
よく日常会話でも「チリツモだよね」なんて言葉を耳にすることがありますよね。
これは『塵(ちり)も積もれば山となる』という、ことわざを短くした言葉です。
【言葉本来の意味】 ごくわずかな薄いチリであっても、たくさん積み重なっていけば、やがては誰もが見上げるような大きな山になる。
つまり、「どんなに小さなことでも、あきらめずに積み重ねていけば、最後には素晴らしい結果になるよ」という意味が込められています。
ここで、ちょっとクスッと笑ってしまう面白いお話をひとつ。
私たちはよく「チリツモ」と略して言いますが、これってよく考えると本末転倒(ほんまつてんとう:大事なことと軽いことを取り違えること)ですよね。
言葉はギュッと省略して短くしているのに、やっていることは「省略せずにコツコツ積み重ねる」という、正反対のことを言っているからです(笑)。
でも、それくらい身近で、みんなが大切だと知っているのが、この「コツコツ続けること」なんです。
スポーツや勉強でみる「小さな山」の作り方
「大きな山を作る」と言われると、なんだかものすごい努力が必要な気がして身構えてしまいますよね。
でも、最初から高い山を目指す必要はまったくありません。
ここで、誰もが知っている素晴らしいスポーツ選手の「チリツモ」の例をご紹介します。

【スポーツの例】大谷翔平選手の「ゴミ拾い」
世界中で大活躍している野球の大谷翔平選手ですが、彼は高校生の頃から、球場や街に落ちているゴミを拾うことをずっと習慣にしています。
彼にとってゴミを拾うことは、単なる掃除ではなく「他人がポイッと捨てた運を拾うこと」なのだそうです。
落ちているゴミを1個拾う行為は、時間にしてわずか数秒の、本当に「小さなチリ」のような行動ですよね。
しかし、それを何年も、世界最高峰の舞台に立ってもずっと続けている姿勢が、多くの人から応援され、大きな運を引き寄せる山となっています。
まずは、私たちの生活にもこの「1秒でできること」を取り入れてみましょう。 「お気に入りのスニーカーを履いて、一度外に出てみる」 「テレビを見ながら、スクワットを1回だけしてみる」
外に出たら「ついでに少し歩こうかな」という気持ちになるかもしれませんし、もしそのまま帰ってきても「外に出た」という素晴らしい実績が残ります。
この「1回」の積み重ねが、やがて健康な体やバテない体力という大きな山に育っていきます。
【勉強の例】英単語を1日1個だけ覚える
「よし、英語を話せるようになるために、毎日1時間勉強するぞ!」と目標を立てると、疲れている日はそれだけで心が折れてしまいますよね。
そこでも、チリツモ精神の出番です。 「参考書を1ページだけ開く」 「スマホのアプリで、英単語を1個だけ覚える」
これだけで100点満点です! 「たった1個?」と思うかもしれませんが、1年続けば365個の単語を覚えたことになります。教科書1冊分くらいの重要な言葉が、しっかり頭の中に積み重なっていくのです。
まだまだある!「続けること」を応援してくれる素敵な言葉たち
世界中には、『塵も積もれば山となる』と同じように、続けることの大切さを教えてくれる言葉がたくさんあります。
文字を調べていくと、どれも深くて温かいメッセージが込められているので、いくつかご紹介しますね。
【1】継続は力なり
おそらく、誰もが一度は聞いたことがある一番有名な言葉ではないでしょうか。 意味は言葉の通り、「物事をあきらめずに止めないで続けること、それ自体が実力になり、大きな成果へとつながる」ということです。
最初は周りの人より不器用でも、1年、2年と続けているうちに、気づけばそれがあなただけの「特別な強み(力)」に変わっています。
【2】雨だれ石を穿(うが)つ
ちょっと難しい漢字が出てきましたね。「穿つ」とは「穴をあける」という意味です。 軒下(のきした)からポタポタと落ちる、ちいさな雨のしずくを想像してみてください。
しずく自体は、さわれば簡単に消えてしまう冷たい水です。
しかし、その小さな雨だれが何年、何十年と同じ場所に落ち続けると、なんとカチカチに固い大きな石に、ポッカリと穴をあけてしまうことがあります。
【あなたの小さな行動も、この雨だれと同じです】 一回の行動は小さく見えても、それが何度も繰り返されることで、どんなに固い壁や困難も突破する力に変わっていきます。
【3】一歩一歩の積み重ね
こちらはことわざではありませんが、私たちが一番イメージしやすい言葉です。 どれほど足が速いマラソン選手であっても、スタートからゴールまでワープすることはできません。
右足を出して、次に左足を出して……という「一歩」を何万回も繰り返した結果、42.195キロという長い距離を走りきることができるのです。
あなたの今日の「一歩」は、確実に未来のゴールへとつながっています。
なぜ「小さく始めること」が成功のヒミツなの?
ここまで読んでくださったあなたなら、コツコツやることの凄さが分かってきたかと思います。
でも、なぜ「大きな目標」よりも「小さな一歩」の方が良いのでしょうか?
理由はとてもシンプルで、【脳がびっくりしないから】です。
人間の心や脳は、急に「明日から毎日1時間運動して、自炊をして、勉強もして……」と大きな変化を求められると、「疲れるから嫌だ!元の生活に戻ろう!」と全力で拒絶してしまいます。これが、三日坊主の正体です。
しかし、「ゴミを1個拾うだけ」「スクワット1回だけ」「参考書を開くだけ」という小さな変化なら、脳は「あれ?これくらいなら別に辛くないや」と見過ごしてくれます。
気づかないうちに習慣にしてしまうこと、これこそがチリツモ精神の最大のヒミツであり、挫折しないための裏ワザなのです。

まとめ:今日のあなたの「チリ」を楽しもう!
今回は、続けることの大切さを表す言葉を通して、小さな一歩の威力をお伝えしました。
省略して「チリツモ」と言うのは簡単ですが、実際に毎日積み重ねていくのは、決して当たり前のことではありません。日々がんばっている自分を、たくさん褒めてあげてくださいね。
【今日からできること】 できない日があってもOK(1分だけやれば大成功!) 「これなら絶対にできる」という低いハードルから始める 。言葉は省略しても、小さな努力の積み重ねを楽しんでみる。
あなたが作った小さなチリが、いつかキラキ輝く大きな山になる日を楽しみにしています。
焦らず、一歩一歩、一緒に進んでいきましょう!


